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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

新型インフルエンザについて

大使館からのお知らせ
                               平成21年5月6日
                               日本大使館 領事部
~メキシコ及び米国等における新型インフルエンザ(注)
の発生に伴う注意喚起(その3)~ (抜粋)
(注)日本政府が「新型インフルエンザ対策本部」を設置したことに伴い、豚インフルエンザを
新型インフルエンザと名称変更しました。
3.ミャンマー政府の対応
(1)現時点ではミャンマー国内において感染者の発生は確認されていません。
(2)ミャンマー政府は、4月29日からヤンゴン国際空港等で海外からの入国者全員に対し、
サーモ・メーターによる体温検査、質問票(Influenza Surveillance Form)による調査や健康
注意カード(Influenza, Health Alert Card)配布による注意喚起を行っています。
ミャンマー政府は、これら検査や調査において、(イ)高熱等、インフルエンザの症状を現に
発症している者、(ロ)新型インフルエンザ蔓延国からの渡航者、(ハ)過去10日間におい
て蔓延国に滞在したことのある渡航者の三つをハイ・リスクグループとして指定しています。
上記(イ)に該当する者は病院で診断を受け、必要があれば10日間収容するとしており(現
在、収容中の者はいない由です。)、また、上記(ロ)及び(ハ)に該当する者には、医療機
関への健康状態の報告を10日間にわたり義務づけています。ミャンマーへの入国にあたって
は、これらにも十分注意してください。
4.在留邦人の皆様へのお願い
(1)現時点ではミャンマー国内及びヤンゴン国際空港からの定期商用航空便の主な到着地た
るタイ(バンコク)、シンガポール、マレーシア(クアラルンプール)においては感染者の発
生は確認されていません。
しかしながら、交通機関が発達した現在ではミャンマーやこれらの国において、いつ感染者が
確認され拡大していくか予測がつきません。
つきましては、在留邦人の皆様におかれては、引き続き事態の推移及び関連情報にご注意いた
だき、警戒を怠ることなく落ち着いて冷静に対応いただきますようお願いします。
(2)また、状況の変化に対応できるよう予防対策に留意していくことが重要ですので、以下
の諸点につき予めご注意願います。
(イ)手洗い、うがいを励行する。
(ロ)食料、水、医薬品などの備蓄品の確認。
(ハ)今後の事態の変化によっては、人混みを避けること、人混みにでる場合にはマスクを着
用する。
(ニ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず医療機関の診療を
受ける。
(3)なお、適切に調理された豚肉や豚肉の加工品を食べることで新型インフルエンザにかか
ることはありません。インフルエンザウイルスは、摂氏70度以上の温度で豚肉の内部まで加
熱調理することで死滅します。
5.当館からの情報発信等
(1)電子メール送信のご案内
   当館では、ミャンマーにおいて大規模な災害など緊急事態発生時に、当館から在留邦人
の皆様への情報伝達として、メールマガジンを配信しています。
つきましては、在留邦人の皆様におかれては、当館からの情報が速やかに受信できる体制を構築頂きたく、当館メールマガジンにメールアドレスを登録して頂きますようご協力をお願いします。なお、登録方法は当館ホームページの領事情報(http://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mlregist/myanmar.html)をご参照ください。
(2)当館電話相談窓口のご案内
今次新型インフルエンザに関するご相談を以下要領にて受け付けます。
(イ)受付時間は、基本的に開館日の勤務時間内(月~金曜日、午前8時30分から午後0時
30分、午後1時30分から午後5時15分)とさせていただきます。なお、緊急を要する場
合には当館代表電話にその旨お伝え頂ければ、当館担当からお電話を差し上げます。
(ロ)相談窓口は以下のとおりですので、当館代表電話(01-549644)に相談内容に
そった内線番号をお伝えください。
・ 医療に係わる相談:医務班(内線520)
・ 上記以外の相談 :領事班(内線501)

無許可撮影

先日日本で放送されたサイクロン関係の放送について当局から問い合わせがありました。日本のあるNGO団体の方がご案内されたようでしたが、無許可でしかも放送された内容から今後の影響が心配されます。撮影許可がまた出にくくなるだけでなく、団体の方は放送されたものが当初の打ち合わせと違うと言い訳されるかもしれません。案内した人が責任を持つべきで責任とれないなら案内しないでもらいたいものです。
観光ビザで無許可で撮影していてお亡くなりになった方のおかげで、1年半経過した今も観光ビザ取得だけでミャンマー大使館に様々な書類の提出をしなければなりません。
案内した団体は名前も出て寄付金も集まるかもしれませんが、その他の団体、関係者にサイクロン支援に影響がでないことを祈る限りです。
あの放送を見たら被災地はどこにいっても今もあの状況だという印象なんでしょうねえ・・・。

GENKYクリニックの概略

先日、ヤンゴン日本人会のヤンゴン探検隊!にご来店頂きました。
その際簡単なレジメを作ったもので、ネット上でも公開してみることにしました。
下記のエッセイのコーナーに掲載しましたので、ご一読くださいませ。
ミャンマーの視覚障害者が働く医療マッサージ店「GENKY」の概略
 http://www.yangonow.com/jpn/magazine/essay/nishigaki_m/essay14.html

[GENKY][日本式伝統治療院]の名前の由来

[GENKY][日本式伝統治療院]の名前の由来
まず日本人にとってはちょっと不自然な「日本式伝統治療院」から。
在ヤンゴン外国人の人数から経営的にミャンマーの方々をメインにすることに決めました。さらに医療マッサージ店がほとんど知られていないこの国では医療マッサージが一般的な中華系の方々にまず来店してもらわないといけないといけませんでした。
そこで、中華系の方が日本風の店をした場合、中国語では日本の「本」という漢字と「式」という漢字が日本語漢字ではないため、すぐに日本人が経営しているのではないと気づかされます。そこで、逆の発想であえて日本式の漢字を表記することにより、中華系の方に日本人が経営しているのを知らせるためにあえて「日本式」という漢字を入れました。そして、「伝統」「治療院」という中華系の方が見ても意味がわかる漢字を並べてみたのです。
次に「GENKY」について。これも日本式ということを伝えるため、日本語にこだわりました。ミャンマーの方が覚えやすく発音しやすく、しかも同じ発音で変な意味を持たない言葉を捜しました。サクラなどは一般的すぎ、第一候補の「按摩」はミャンマー語発音で「アマ(お姉さん)」となってしまい風俗的なイメージになってしまうということで断念しました。
様々な言葉を捜す中で最終的には「GENKY」に落ち着きました。ゲンキという発音の言葉の力もあり、意味も的確で非常に気に入っています。
「GENKY」の言葉がミャンマー中、いやアジア中で知れ渡る日が待ち遠しいです。

ミャンマーにおける新型インフルエンザについて

在ヤンゴン日本大使館からのお知らせの抜粋です。
尚、ミャンマー政府は他国同様にミャンマー国民に向けても豚インフルエンザの状況、予防説明等を新聞、テレビなどで注意を促しています。
***********************************
*在ミャンマー日本国大使館からのお知らせ
*(在留邦人向けメールマガジン)
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大使館からのお知らせ (抜粋)
                         平成21年4月30日
                         日本大使館 領事部
~メキシコ及び米国等における豚インフルエンザ
の発生に伴う注意喚起(その2)~
1.WHO等最新情報
  30日、チャンWHO事務局長は、インフルエンザの警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5
に引き上げることを決定した旨発表しました。これは1地域の2カ国以上で、そのインフルエ
ンザ・ウィルスによってコミュニティ・レベルの感染が継続していることを意味します。
  また、米国疾病対策センター(CDC)は29日、新型インフルエンザにより米国に滞在
中であったメキシコ国籍の幼児が死亡した旨発表しました。メキシコ以外で死者が生じたのは
初めてとなります。
2.日本政府の対応
  30日、日本国政府は、WHOの警戒レベル引き上げを受けてただちにこれまでの対処方
針を根本的に変えることはない、国民の皆さんには政府が発表する情報を聞いてもらい、警戒
を怠ることなく落ち着いて冷静に対応して欲しい、旨呼びかけています。
3.ミャンマー政府の対応
  30日午前、ミャンマー政府によれば、いままでのところミャンマー国内では感染疑いの
ある者は確認されていない由です。また、28日からヤンゴン空港到着ゲートにて全ての到着
便搭乗者を対象としサーモグラフィーによる体温検査を開始し、近日中には質問票による調査
も開始する由です。
4.在留邦人の皆様へのお願い
(1)現在ミャンマー国内において感染疑いのある者は確認されていませんが、交通機関が発
達した現在では当国や近隣諸国において、いつ患者が発生し拡大するか予測がつきません。
   つきましては、在留邦人の皆様におかれては、今後引き続き情報を収集し、冷静に事態
の推移及び関連の情報に注意することが必要です。厚生労働省等関係機関のホームページや関
連報道等により最新の情報を入手するようお願いします。
(2)各自が警戒の意識を高めて状況の変化に対応できるよう予防対策に留意することが重要
ですので、以下の諸点につきご留意ください。
 (イ)手洗い、うがいを励行する。
 (ロ)食料、水、医薬品などの備蓄品の確認。
 (ハ)今後の事態の変化によっては、人混みを避けること、人混みにでる場合にはマスクを
着用することなども考慮する。
(3)豚肉や豚肉の加工品を食べることで豚インフルエンザにかかることはありません。豚イ
ンフルエンザウイルスは、摂氏70度の温度で調理することで死滅することから、適切に加工・
調理された豚肉を食べることは安全です。
(問い合わせ先)
 ○外務省豚インフルエンザ相談窓口
  電話:(代表)03-3580-3311 (内線)4625、4627、4629
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
 ○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/
(関連ホームページ)
 ○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
 ○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)
   http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
 ○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
   http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

ミャンマーラウェイ日緬交流戦

いよいよ今週末に迫ったミャンマーラウェイ日緬交流戦。
日が迫っていることもあり車で拡張機を使って宣伝しチラシも配っています。多くの人がビラを求めて集まってきています。
最終のメイン:Samukawa選手対王者ロンチョー戦は特に楽しみです。

GENKYでお経

水祭り明けGENKYクリニック再開前日。僧侶を呼んでお経をあげてもらいました。施術スタッフは水祭り前に稼いだお金を家の修理などにほとんど使い尽くしたとのことで、早く働きたい。と皆懇願していました。

今日から正月休み

昨日の大雨からかパダウが咲きました。
今日からGENKYで働く視覚障害者の人たち9名は村へ帰ります。
昨日の最終日も大盛況で45分の1セッションを一人平均10名前後こなし、水祭り用のお金を稼いで1年を締めくくりました。
彼らは水祭り明けに配る予定のGENKYのチラシを村に持って帰りたいと言っています。9名のうち7名は全盲で読めませんが、村人に見せたいと。村では目が見えないということで生まれてから今まで色々あったようです。収入も今なら村人よりも多いし村人にチラシを見せて自慢するんだ。と。

モールミャイン近くから来ている2名は、GENKYスタッフの一人を水祭りに招待しました。彼は健常者で極貧の家庭で大学に通いながら働いていますが、お金は今月稼いだから心配するな!と全盲の施術スタッフに言われ今日からバスで一緒に向かいます。
子供を抱えた全盲夫婦もいつも子供の将来のお金を考えたら不安で仕方なかったけど、将来が見えてきて安心して水祭りが過ごせると喜んでいます。恋人がいて結婚資金を貯めるという施術スタッフや3ヶ月の子供と全盲の奥さんを村に置いて来ている施術スタッフなど、皆将来に希望が出てきたと言っています。と、健常者スタッフも嬉しそうに報告してくれます。
GENKY施術スタッフの目標月収「ミャンマー平均賃金の10倍」を来月到達するぞ。と誓い、昨晩全員で水を掛け合って終わりました。
水祭り明けの村から帰ってきた彼らと会うのが楽しみです。

GENKYクリニック開店から10日経ちました。

GENKYクリニック開店から10日経ちました。
施術者全員がミャンマー視覚障害者で成り立っている「GENKYクリニック」。
まだ大々的な宣伝活動は行っていない段階で、口コミやリピーターが多く出ており順調な船出となり多くの関係者の方々に感謝致します。
客層の多くが40代~60代の方々。中華街のど真ん中の立地ということもあり中華系の方も多く、商売に厳しい彼らからいい店を作ってくれたとの言葉は本当にうれしい限りです。
客層の男女構成比はほぼ半々で。うち半分の方はマッサージへ行った経験はなく治療のため来店され効果があったとのことで再来店されており、視覚障害者の方々の「技術力の高さがGENKYクリニックの最大の特徴」が生かされています。
早く日本の技術者が入り、もっと圧倒的な技術力を磨き次々と独立して成功していく彼らの姿を見たいものです。
明日を最後に視覚障害者9名(水祭り明けにはさらに2名増員されます)及びスタッフは正月長期休暇に入り皆それぞれの田舎に帰ります。
ミャンマーでは視覚障害者支援がほとんど機能していないため、彼らはこれまで個別に活動を行ってきました。9名の方々は盲学校仲間で久しぶりに一緒に働き生活して収入も入り、皆今年の水祭りは格別だと。連日稼いだお金をどう使うか皆相談しています。店を抜け出しスーパーにデートに行ったスタッフもいます。男女とも全盲の彼らのデート。どんなんやろと思いますが、目が見えててもつまずくガタガタ道のチャイナタウンを、全盲の彼らは普通にどんどん歩いてバスに乗って移動しますし、全盲同士の結婚で生まれた1歳4ヶ月の子供が自ら母親を案内している姿には感動を覚えました。
あまり知られていないそんな彼らの素顔の一面をここで少しづつ紹介していこうと思います。
半年前にはまさか自分がそんなことをするとは思いも寄りませんでしたが、これも人生。二号店開店目指し水祭り明けからはエンジン全開でGENKYスタッフ一同頑張ります!

「GENKYクリニック」ついにオープン!

日本式伝統治療院「GENKYクリニック」が4月1日オープンしました。
施術スタッフは国立盲学校で日本式マッサージを学んだ視覚障害者で構成されています。施術料は45分3500チャット。
Genky Clinic
No.71, Hledan Street, Lanmadaw Township,Yangon
Tel:09-864-1219 09:00AM-09:00PM 年中無休
久しぶりにエッセイ書いてみました。「GENKYクリニック」についてです。
http://www.yangonow.com/jpn/magazine/essay/nishigaki_m/essay13.html