2009年03月25日
「GENKY」の説明を忘れていました。
「GENKY(ゲンキー)」は盲学校や日本人からマッサージや整体の指導を受けたミャンマーに住む視覚障害者の方が施術師となり治療を行います。
日本の技術までにはまだまだ及びませんが、ミャンマーにあるマッサージ店よりは技術的レベルは高いと思いますので、是非一度ご体感ください。
まずは一般的に受け入れられやすい中華系の方々を対象にチャイナタウンに一店舗目を作りました。今後は視覚障害者の方自身の独立店舗を作っていければと思います。
GENKYクリニックの設立趣旨
1.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の就業機会創出
2.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の独立支援
3.ミャンマー全国に住む方々への健康支援
4.ミャンマー全国に住む方々と視覚障害者の方々の相互理解と交流
5.日本の方々とミャンマーの視覚障害者の方々との相互理解と交流
GENKYクリニックの運営形態
ミャンマー社会福祉省及び社会福祉省直轄国立盲学校の協力により、日本式経営を取り入れた治療院を運営。施術師全員は盲学校にてマッサージを勉強した視覚障害者、クリニックスタッフには地方の孤児や経済的に厳しくヤンゴン近郊の寺小屋で住み込み勉強していた若者達が主要メンバー構成になっています。
GENKYクリニックの将来展望
GENKY直轄店はGENKYの社会的地位と知名度の向上を目指し、視覚障害者の訓練センター的役割とし、技術を習得しやる気がある視覚障害者の方々に、故郷に戻り独立して頂きます。
ミャンマーでは営業許可取得が非常に難しいためGENKYの看板を使用して頂き、営業許可等経営面をサポートしていきます。
GENKYクリニックを宜しくお願いいたします。
カテゴリ:GENKYクリニック
2009年03月24日
医療マッサージ店「GENKY」からご案内。
施術師が全員ミャンマーの視覚障害者で構成する「GENKY」。
4月1日オープン予定を目指し、現在最終段階にあります。
そこで、3月25日より29日までの5日間の朝10時から夕方16時までをプレオープンとして試験的にオープンすることになりました。
「ヤンゴンナウ」「ブログ ミャンマーのつぼ」を見たと受付でお伝え頂ければ施術料は無料でサービスさせて頂きます。
施術台は8台しかありませんので、できれば事前に人数とご来店予定時間を「GENKY」までご連絡くださいませ。
「GENKY」についての詳細については、こちらのエッセイのコーナーもご覧ください。
皆様のお越しお待ちしております。
「GENKY」スタッフ一同
「GENKY -Japan Myanmar Physiotherapy Clinic」
No.71, Hledan Street, Lanmadaw Township, Yangon
TEL:09-864-1219
*ダウンタウンからですと、シュエパズンが見えるぐらいのところにあるで左へ曲がります。コニカ、Kyaw Suの向かいです。まだ看板は立っていませんので、緑と白のペンキで塗られた入り口が目印です。
カテゴリ:GENKYクリニック
2009年02月21日
奨学金を受けながら高校を卒業し見事難関の工科大学に進学した二人。
多くのNGOは高校生までには奨学金を出すのですが、進学後は自分で。とばかりに支援を打ち切るところが多いようです。
一般の学部では働きながら進学ということもできないことはないですが、工科大学や医学部ではほとんど不可能のようです。
この二人は、父親が時計修理工で一日1000チャット。母親は職無し、大学に通い兄が製麺会社で働き月40000チャット。下には9年生、4年生、幼稚園の5人兄弟。月収7万チャットぐらいという、典型的な家庭です。
もう一人は、父親は日雇い大工で一日1500チャット。3人兄弟で上は縫製工場で働いており月40000チャット。下は9年生で月収はこちらも7万から8万チャット。
こちらでは学費は安く、入学金4000チャット、年間授業料4500チャットぐらいで教科書は借りたりもらったりできるようですが、毎日のバスの交通費や授業で使う備品が重くのしかかるようです。月に約10000~15000チャットの負担は、家庭月収7万チャットの家庭には厳しいものとなります。
そんな彼女達ですが、授業後には週3回塾の講師となりボランティアで教えています。
「私達もお金がなくたくさん助けてもらったのでお金はもらいません」と話しています。
ミャンマーにはすごい人達がたくさんおられます。
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2009年02月19日
Pansodan Street に新しくできたタイ式マッサージ「Smoothie」。タイ人マッサージ師が店員に技術を教えているらしく、明らかにヤンゴンにある既存のマッサージ店よりも技術は高く感じます。ダウンタウンの真ん中ですが、場所はなかなか分かり難いのですが昼間から多くの客で賑わっています。
一時間3500Kyat。Mahabandoola RdとPansodan Streetの角にあるGlobal Towerの2階にあります。ちなみに2階へ登る階段前にはシンガポールやドバイなどへの出稼ぎ労働求人広告があって覗いてみると面白いですよ。
A385-389, 1st Floor(L), Global Tower, Pansodan(Corner of Mahabandoola Rd)
カテゴリ:生活
2009年02月18日
以前はインターネット電話も規制されていると言われていましたが、今ではネットカフェで堂々と販売されています。
チャイナタウンのCITY MARTの上にあるネットカフェでは、 Pfingo Phone (http://www.pfingo.com/)を使って海外通話を販売しています。
日本へは、固定電話へは200チャット/分、携帯電話では600チャット/分。
ちなみにPfingo PhoneはミャンマーへはUS$0.36/分ですのでSkype Outより安いですね。
カテゴリ:生活
2009年02月11日
毎週日曜日11:30~14:00までセドナホテルのBrasserieレストランにて開催されているSunday Brunch。もう何年も前に一度行ったことがあったのですがその時の印象があまりよいものでなかったので、その後足が遠のいていました。
今回機会があり期待せず行ったら、いい意味で裏切られました。店内は多くの客で賑わっていて、メニューも味も以前のものとは異なっていました。
ちょっと高めですが、もし機会があれば訪れてみてください。大人19ドル。12歳以下2歳以上10ドル、2歳未満無料。
カテゴリ:生活
2009年01月23日
ベトナム麺料理フォー専門店「SAIGON」がオープンしました。
ダマゼディロード沿い、住所はわかりませんがサバイサバイの近くです。
ベトナムで3年働いてミャンマーに帰ってきた方がオーナーで料理を作っています。チキンと牛肉の2種類でそれぞれ2000チャット。
朝11時から夜21時まで営業で年中無休。夕方から夜にかけて来られる人が多いようです。
カテゴリ:生活
2009年01月22日
1月25日(日)NHK-BS1 「BSドキュメンタリー」午後10:10~11:00
大洪水に襲われた村 ~ミャンマー・サイクロン被災からの復興~
今年5月ミャンマーを襲ったサイクロン・ナルギス。10数万の人が命を落としたとも言われる大災害の中でも最大の被災地と言われるイラワジデルタ地帯。ここを被災後、初めて本格的な取材を行い、記録した。一家の大黒柱をサイクロンで亡くした家族の嘆き、父や母を亡くした多くの孤児たちの行く末・・・、被災後半年未だ傷跡は癒えない中でも、人々は家を立て直し、農作業や漁業、日々の営みを再開していた。番組では、被災地・イラワジ・デルタ地帯、そのある村を軸に、子どもたちが絵に描く被災直後の様子や証言を元にサイクロンはどんな被害を与えたのか、被災後の苦闘、復興への取り組み、そして今後の課題なども含めて、知られざる現地の実態を初めて伝える。


