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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

サイクロン来襲、その後の援助活動2

国際機関、ミャンマー大手企業による救援活動とは別に、もともと現地で活躍していたNGO団体もできる範囲での援助活動を行っています。
いくつかの報告があがっていますが、その温度差を感じずにはいられます。
あるところでは、「飢餓の状態」と訴え、報道では「明日からどう生きていけばよいか?」と泣いている映像。一方で、「今すぐ危険という悲壮感は見られず、雨の中沿道に立ち、子供達はお腹を空かしながらも遊んでいる」という報告。
私が知る限り後者の方が被災地奥地へかなり入り込んで活動しています。
私の勝手な想像ではありますが、これは普段の生活・活動スタイルから、ミャンマーの貧困層の基準の違いにあるのではと感じています。後者のNGOは普段から水、電気のない場所で生活し活動をしているので、ミャンマーの貧困層の現状を普段からよく捉えているのではないでしょうか。
少なくとも、援助のお金が現地外国人スタッフの給料や、住居費、事務所費に使われていないことを祈る限りです。

サイクロン来襲、その後の援助活動

ブログのアクセスが急に増えたからか、更新ができずにいましたが、ようやく復旧いたします。
サイクロンが来襲し、もう20日が過ぎようとしてます。
様々なところで報告されている通り被害は甚大で、人々の生活そのものを変えています。国民皆で救援活動を行っているという状況で、見た目では程度は落ち着きを取り戻していると感じます。
まずは目の前の食料、避難場所の確保、健康の維持になりますが、生活根本を変えられた被災者への援助活動は、いかに継続的に続けられるかが大切だと思われます。
学校の進学を諦めた子供達、収入の見通しが立たない被災者など、短期的な救援活動ではなく、長期的視点にたった、継続した援助が求められています。

ヤンゴンの状況

先程弊社のスタッフからダウンタウンの一部に電気が来たとのことで、水も少しづつ場所によっては出るようになってきました。
ヤンゴン環状線は復旧し、また、市内バスへの燃料配給もはじまりだしたようで、復旧作業がすすんできています。
いくつか信号機がついているのを見かけました。よくみるとソーラーパネルがありました。
被災地以外へは高速バスが通常通り運行されていますので、ヤンゴンに限って言えば物資がなくなることはないのではないでしょうか。
ただ、ヤンゴン郊外や南部被災地はまだまだ厳しい状況が続きそうです。

サイクロン


今もヤンゴン全域で停電で復旧のメドはたっていません。
一昨日は空襲の後のような状況で悲惨な状況でした。
写真は私の自宅を出たところのものですが、どこに行ってもこのような光景が続きました。
とにかく、国民が一日も早く以前の生活が送れるようになることを祈る限りです。
2日前の出来事ですが、1ヶ月前に起こったことのように感じます。。。

サイクロンが接近しています。

以下、日本大使館からの連絡です。
平成20年5月2日
                      在ミャンマー日本国大使館
サイクロンが接近しています。ミャンマー気象台の予想によればこのままの進路をと
れば3日06:30頃にヤンゴン辺りに到着する予定です。
2日15:00現在の最新の情報を以下のとおりお知らせしますので、ご注意下さい。
1.到着地点予想(GDACSからの情報)
2日17:30頃、イラワジ管区に上陸
3日06:30頃、ヤンゴンに接近
2.概要
 当地ミャンマー気象台によれば、イラワジ管区Haigy島より東の方向に移動し緩や
かに北上している。大きさは直径300マイル。イラワジ管区、ヤンゴン管区、ペグー
管区、カヤー州あたりが被害にあう可能性がある。風速は上陸後に時速50~60マ
イルに落ちると予想している。なお、チャウンター等の海外のホテルは既に閉鎖して
いるとのことです。
(なお、サイクロンの中心付近の風速は時速120マイル、周辺付近でも時速60マ
イルが観測されているそうです。)
また、気象台によれば風がとても強いので注意が必要とのことです。
3.その他
 ミャンマー政府によれば、現時点で本日、明日(3日)ヤンゴン空港に発着する国
内便のほとんどのフライトがキャンセルになったとのことです。
 また、当地韓国大使館によれば昨年5月にサイクロンがヤンゴンを直撃した際は、
ヤンゴン郊外(バゴー方向)にある韓国の工場等の屋根が飛ぶなどの被害があったそ
うですので、今回のサイクロンもヤンゴンを直撃する可能性もあることから聞き続き
注意が必要かと思われます。
 また、米国大使館も在留自国民向けに注意喚起を行った由です。
(了)

13年目に突入!

私が駐在員としてヤンゴンに到着したのは1996年の4月のミャンマー暦新年の日。
早いもので13年目に突入しました。
人生は12年周期とも言われています。ってことは、今年はこれまで12年培ってきたものを更にステップアップさせる第一ステージの年となりそうです。
今年1年大切に過ごして行きたいと思います。
ご参考まで、、、以下のページ、なかなか参考になりますよ!!!
時間があるときお試ししてみては。。。
http://www.seasons-net.jp/wss/hantei/hantei.html

ガパリビーチ(Ngapali beach)

10日間に渡る長期正月休暇が終わりました。
幸か不幸か今年は期間中に仕事もなく久しぶりに我が家恒例のガパリビーチでのティンジャン(水祭り)を過ごしました。
安くて新鮮なシーフードは健在で、充実した休暇を過ごすことができました。
いくつか新しいホテルも建ったようですが、それぞれがビーチ沿いの立地し、また離れているため、素朴なビーチリゾートはまだ当分の間は楽しめそうです。

ミャンマー暦正月休みのお知らせ

ミャンマー暦正月につき、4月11日から20日までヤンゴン事務所は休みになります。期間中頂いたメールのお返事は21日以降になりますので予めご了承くださいませ。

番組放送のお知らせ

ハイビジョン特集 イルカと生きる ~ミャンマー・命の大河~(仮)
BShi 4月27日(日) 午後7:00~8:30
ミャンマーを縦断する大河エーヤワディー(イラワジ)は「命の源」と呼ばれ、人々の生活に豊かな恵みを与えてきた。その中流域に棲むイラワジイルカは、人間との共同漁を行う世界唯一のカワイルカとして知られている。番組では、人とイルカの共同漁が行われる冬場、現地の暮らしに密着。人とイルカの心暖まる共生の様子をハイビジョン映像によって詳細に記録。最新の水中探査技術なども使いながら、共同漁におけるイルカの具体的な行動も明らかにしていきたい。

 

ハイビジョン特集 少年レウィー・生命あふれる海で育つ ~地球最後の海洋民族モーケン~(仮)
BShi 4月28日(月) 午後8:00~9:50
モーケンは、一家族が10mほどの小舟で暮らす。この昔ながらの海上生活を続けているのは千人たらずである。モーケン随一の素潜り名人ウテラは、今、未熟な次男レウィーに自らが持つ知恵と技の全てを伝えようとしている。番組では、モーケンの伝統的な暮らしが、父から子へと伝承される現場にカメラを据え、豊かな自然と向き合いながら生きる親子の姿に迫る。

旧正月とミャンマーツアー

旧正月が近づき、チャイナタウンのど真ん中にある弊社ヤンゴン事務所付近は朝から夜まで大混雑しています。
この時期本国の所得増加に伴い、世界中の中国人が世界各地へ旅行しているようで、シンガポールへ出張を予定するもホテル取れません。。。
ミャンマーも例外ではありません。
昨年のデモの影響で外国人旅行者が減少する中、今年も例年通り、中国人観光客が押し寄せてきているようです。
国内線を確認したところでは、2月に入り国内線はかなり込み合っており、昨日の時点では本日はヤンゴンエア、エアパガン、エアマンダレーともヤンゴン発の便は全便満席でした。
この時期どこも行けないですねえ。。。